アゼライン酸でもニキビやニキビ跡が治らないご相談
ニキビをくり返す問題
ニキビの形成要因は「角質層が毛穴を塞ぐ、皮脂、ニキビ菌」といった、存在自体は必要なものがバランスを崩した結果、毛穴で起きるトラブルです。
多くの方は「ぶつぶつ」した見た目や腫れや化膿の状態を見ると、
肌が積極的にニキビを作ろうとしている
と誤解します。
でも、実際には、ニキビは「人間の毛穴・人間の皮膚」の構造の問題で、条件が重なった場合に「ニキビ状態になってしまう」というものです。
したがって、ニキビを治してもくり返す場合、条件が重ならない「ようにする」必要があります。
とはいえ、条件が重ならないようにバリアを壊したり、殺菌を続けたりをすると、人によって、程度によっては、肌のバランスも条件が悪くなってしまいます。
(参照:ニキビが完治しない理由とは?、なぜ、ケミカルピーリングでニキビは増えたのか?)
その結果、肌トラブルは起きやすくなり、かえって悪化したり、いつまでもバランスの悪い肌を作り続けることになります。
ニキビ跡が残りやすい肌
さらに、バリアのバランスが崩れ、回復できないままの肌では、ニキビをくり返すだけでなく、ニキビのような小さな傷の修復もスムーズに進行しません。
その結果、その部分の炎症が続いて赤みの跡になったり、見た目に赤みが消えても微弱な炎症が続くと、シミ上の跡も残りやすくなります。
ニキビの慢性化とニキビ跡は、別の問題とも言えますが、同じ肌のバランスで起きる問題でもあります。
だからニキビが慢性化しやすい人の場合、バランスの改善が必要になります。
(参照:ニキビ跡が皮膚科でも治らない場合の方針のたて方)
にも関わらず、「まずニキビを治して、治ったらニキビ跡を治す」と「症状と治療」の枠組みにとらわれてしまうと、ニキビを治してもでき続け、跡も残り続けることになるのです。
起きている症状へ、それぞれに対処しても解消しにくいのはそのためです。
アゼライン酸が効かない場合のニキビ、ニキビ跡の解消方法
アゼライン酸は刺激などの副作用がディフェリンなどに比べ軽度、また海外では長期間の実績もありますし、ニキビとさらにニキビ跡への高価も期待できる優れた成分と言えます。
とはいえ作用が弱ければ効果が薄く、かと言って効果を上げてもバリアのバランスは回復しません。
そのため
「治してもニキビができ続け→それを「治らない」と解釈し→ニキビを治す方法を探す」
という循環に陥りがちです。
単なるニキビの問題ではなく、ニキビが「出続ける」ことや、「跡が残りやすい」という問題は、症状への対処で解消する問題とは別問題です。
もし、あなたが「ニキビを治したい。でも治しても繰り返す」とお悩みなら、肌の問題を解決して、「健康でキレイな肌」を目指すことをオススメします。
まずはWEBカウンセリングから。
私たちもあなたと同じように、悩んでいました。でも今は...
2018年12月16日17:33 / 投稿者:kazuyuki terada