プラズマシャワーでもニキビが治らない。というご相談
美容系皮膚科やエステでも人気のプラズマシャワーですが、
- ニキビができたときは美容皮膚科にてベビーピール・プラズマシャワーのセットを受けていましたが、片頬に10個ずつほど大量にニキビができ、炎症が引いたニキビもありますが色素沈着がひどくよくならない状態が続いています。
- 22歳頃からプラズマシャワーやフォトフェイシャル、エレクトロポレーション、Vビーム等を行いましたが、それでも慢性的にニキビができる状態で、マーベロン1年、スピロノラクトン服用もおこなってみましたが、一時的によくなっても繰り返し再発するばかりです。
- ディフェリンやデュアックは、使い始めはよかったのですが、今現在では効くどころか肌が荒れて悪化してしまいます。美容皮膚科にも通い、プラズマという治療も受けましたが全く良くなりませんでした。
など、イメージ通りに解決しないこともあるようです。
なぜ思ったようにニキビが改善しないのか?どうすればいいか?考えていきましょう。
ニキビ形成要因
ニキビは肌表面の角質層が毛穴をふさぎ、皮脂が出れず、ニキビ菌などにより炎症を起こした毛穴の状態です。
プラズマシャワーのニキビへの効果
プラズマシャワーはイオン化されたガスを皮膚に照射し、殺菌、細胞の再生などを促す方法になります。これにより皮膚を物理的に刺激や破壊せず、深部からの再生を期待されています。
ニキビでは主に殺菌効果を謳われていることが多いですね。
以下は海外の美容クリニック医師ですが「ニキビの治療における効力と有効性に加えて、小じわやしわ、色素沈着、皮膚のたるみやたるみも治療できる」と説明しています。
(参照:Plasma Shower Acne Treatment)
プラズマシャワーでもニキビが解決しない理由とは?
プラズマシャワー自体は刺激や、抗生剤での耐性菌リスクもない方法で、すぐれた対症療法と言えるでしょう。
とはいえ、ニキビが慢性化しやすい場合、ニキビ菌は常在菌で絶滅するわけではないですし、ふさがっていない毛穴のニキビ菌は有用な菌です。(※ニキビ菌に限らず、毛穴をふさぐ角質や皮脂など、ニキビに関わる諸要素自体は、肌に必要なものでもあります。)
ニキビ治療はこれらを除去・殺菌・抑制などによりニキビを治しますが、新たに作られるこれらのバランスが改善しなければ、肌はトラブルを起こしやすいままです。(※その結果、冒頭にあるように「一時的によくなっても繰り返し再発」ということが起きます)
(参照:ニキビが完治しない理由とは? 、 ニキビ治療は対症療法なので、根本的に治したい。というご相談)
プラズマシャワーで解決しないニキビの解消法
プラズマシャワーに限りませんが、ニキビ治療は基本的に対症療法です。しかし、本来、ニキビは対症療法で解決します。実際、ほとんどの人はニキビができても、放っておいても消えて行きますし、薬を塗って治せば終わりです。
では「治してもくり返す」「10年治療をし続けているがニキビが出続けている」といった人は、何が「本来」と違うのか?
まずはカウンセリングフォームから。
私たちもあなたと同じように、悩んでいました。でも今は...
2023年10月19日12:30 / 投稿者:kazuyuki terada