混合肌と大人ニキビ

混合肌の大人ニキビを美肌に変える方法


あなたも混合肌と言われたことがありませんか?

  • べたつくのに乾く
  • 化粧品カウンターで混合肌と言われた
  • 私の大人ニキビは混合肌が原因です。

など、ご自分を「私は混合肌だ」「私のニキビは大人ニキビだ」という前提で、化粧品選びや治療をされる方のご相談をいただきます。

もちろんそれでうまく行けばいいのですが、結局は変わらなかったり、場合によってはこじらせて、肌の状態を悪化させる方もいます。

ご自身の「肌質」にお悩みなら、まず「肌質って何か?」から整理していくことをオススメします。

大人ニキビに多い「混合肌」の悩み

混合肌は、他にも「コンビスキン」「オイリードライ肌」など、業者さんによって色んな言い方がありますね。

ニキビで言われるのは「あご・フェースライン・首などのUゾーンは乾燥肌・それ以外のTゾーンは脂症」という状態を指すことが多いですね。

当社では「大人ニキビです」とご相談になる方に、特に「混合肌と肌質診断された」とおっしゃる方が多い傾向が見られます。

混合肌かどうか?よりも重要なポイント

大人ニキビの有無にかかわらず、20代半ば以上の女性で自分の肌を「混合肌」と感じる人は多くいます。

Tゾーン、Uゾーンなどの言葉があるように、もともと肌には皮脂腺が活発な部位と、そうでない部位があります。

さらに、肌のキメや、毛穴の大きさ、毛細血管の量も、お顔の部位によって違い、また上記のご相談にもあるように、気候、生理周期、年齢、体質による変化もあります。

混合肌は「乾燥肌とオイリー肌、2つの質感の混在」という考え方です。

でもこれは、「質感で分ける」という考えかたです。

肌が丈夫ならそれでもいいのですが、トラブルがある場合、本来シンプルな問題を、かえってこじらせてしまいます。

まず、「肌質」という言葉について、考えてみましょう。(参考:スキンケアの成果を取り戻す「肌質」考察

肌質の誤解が、大人ニキビを長引かせる

「肌質」という言葉を「質感で分ける」という方法を一度棚上げして考えてみます。

具体的に言えば、「性質」として考えてみることです。

そうすると皮脂量の「多い部位」と「少ない部位」は、「違う肌質」とは言えません。

「同じ肌質」の「別のトラブル」と見ることができます。

実際に肌が健康でキレイな人でも、皮脂や乾燥の度合いに「適度な部位の差」はあります。つまり「だれでも混合肌」です。

そしてきれいな人のTゾーンとUゾーンの差は「差が小さい」です。

大人ニキビ解消には角質バリア正常化

なぜなら正常なバリアの状態なら、その肌は、極端な皮脂過剰も、極端な肌荒れ乾燥も、どちらもおこりません。

だから肌が健康できれいな人は「TゾーンもUゾーンも正常範囲内」で、結果として「調度良い状態」です。

逆に、弱いバリアの人は「複数のトラブルが同時に起きる」ものです。

つまり、重要なポイントは「正常な肌状態をつくり続けているか?」です。

このことから、肌質は「バリアが丈夫で安定」と「バリアが弱く不安定」と分けて考える方が適切にもなるのです。

混合肌や大人ニキビを治す化粧品は?

また、WEBカウンセリングでは「大人ニキビに効く化粧水を教えてください」「何を使えば治りますか?」というご質問も来ます。

これらのご質問は
「化粧品は治療効果がある」
「塗れば治る化粧品がある。それに出会えば治る。」
という前提があってのご質問です。

でも化粧品は、薬でもないし、しかし反面、毒でもありません。
つまり「治す効果」も「副作用」のようなものはありません。

だから優れた化粧水で保湿したり、優しい洗顔をしたりなどは、必要なことではあっても、それで問題が解決するわけではないのです。

混合肌と大人ニキビを解消するには?

あなたが「皮脂の多い部分はさっぱりケア・乾燥部分はしっとりケア・ニキビ部分にはニキビケア」といった方法で問題が解決しないなら、すでに方針が間違っている可能性があります。

それを知らないまま、混合肌ケア・大人ニキビケアなど、いろいろな方法を長年続けているなら、キレイになっていたはずの症状を、悪化させたり長引かせているかもしれません。

長引く大人ニキビを効率よく解消するには、肌質の問題も含めて、はじめの一歩を間違えないことが重要です。

まずはWEBカウンセリングで、トラブルが続く根本的な原因をさぐり、正しい対処を行うことが、問題解決の第一歩になります。

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2013年10月26日01:25 / 投稿者:kazuyuki terada