治してもくり返しできる大人ニキビを解決する方法
- 大人ニキビを繰返して顎のニキビ痕がなかなか消えません
- 大人ニキビが同じ場所で繰り返しでき続けます
- 1年以上前から大人ニキビができはじめ、治ってはできるの繰り返し
- 生理前に必ずどこかできるという繰り返しです
- ホルモンの影響なのでピルやサプリを飲んでいますが、また出来た
- 頬を中止に、生理周期と関係なくできています
当社がいただくご相談の大半は「大人ニキビ」に関するもので、そのほとんどが複数年以上のお悩みです。
また、場所が変わりながらも思春期からでき続けている方や、様々な治療でも効果が無かったり、一時的な効果があっても再発するなどのご相談が多くあります。
単発的なニキビは「治療すれば解決」すると言えますが、慢性的なニキビは「治しても、またできる」という問題があります。では治しても無駄なのか?どうすればいいのか?まずは考えていきましょう。
大人ニキビの治し方
まず「大人ニキビ」を、何からの「特殊なニキビ」と考え過ぎないことが重要です。
そして思春期ニキビでも大人ニキビでも「単に治す」だけなら薬やピルや、ピーリング、ディフェリン、レーザー、圧出など様々な方法があります。
それらの方法で「できたニキビ」は治療することができます。と同時に「ニキビの治し方」は、「できたニキビのツブ」を治す方法です。
そして、あなたが「できたニキビを治すこと」ができても、また新しいニキビができる繰り返しになったり、ニキビ以外のトラブルに悩んでいると思います。
ですから、もしあなたが「くり返し」を解決したいなら、今抱えている問題を、今までとは別の見方で理解しておくことをおすすめします。(参照:皮膚科の先生も悩むニキビの「くり返し」の処方箋)
なぜならあなたの「悩み」と「肌で起きている問題」がズレている場合、問題解決が困難になるからです。
繰り返す大人ニキビ
先ずニキビは毛穴がふさがり、角質や皮脂がふさがった毛穴につまり、ニキビ菌や活性酸素などの影響で炎症を起こす、という毛穴の状態です。
このように複数の要因が重なって形成されるので、いわゆる「ニキビの原因」は複数あるという言い方ができてしまいます。
またニキビそのものが、人口の8〜9割が経験する「よくある肌トラブル」ですが、ほとんどの場合目立つレベルにはなりませんから、できていることに気づかないレベルのものもありますし、仮にできても放っておけばスグにキレイに自然治癒します。(参照:大人ニキビの原因と、それを知っても治らない理由)
問題になるのは、このようなニキビ形成のプロセスがくり返され、さらに悪化しやすいことです。
大人ニキビを繰り返す原因
つまり「ニキビのくり返しが治らない」という状態はニキビ形成のプロセスがくり返しが続いている結果です。
言い方を換えると、「ニキビの形成要因が慢性的に揃いやすい結果」です。
細かく言えば「角質層が正常な状態を維持できていない」「皮脂過剰が続く」「炎症が起きやすい」ということです。
大人ニキビではホルモンバランスが原因とよく言われますが、この時に「ホルモンに問題でブツブツが出る」とイメージされやすいです。
でも「生理前には皮脂分泌が増加しやすい」→「ニキビの条件が揃いやすい」と考えるほうが、ピルによる治療も理解しやすいかと思います。
ニキビは複数の要因が揃って形成されますから、一つ一つの要因や、全ての要因に対処することで、「できたニキビのツブ」を治すことはできます。
例えばピーリングやディフェリンなどで角質層を破壊すれば、毛穴のふさがりは壊せます。またピルで皮脂は抑制できますし、抗生物質で殺菌すれば、炎症も治まるでしょう。(参照:皮膚科のピーリングでも再発するニキビを肌から変えるノウハウ、ディフェリンで悪化したなら、ニキビを治す前に「肌の見直し」を)
その結果「できてしまったニキビ」を治療することは可能です。
でもそれは「できなくなること」ではありません。
(参照:ニキビの完治なら、「ニキビの原因と治療法」の見直しを、皮膚科でもくり返す、しつこいニキビを根本的に止める方法)
大人ニキビを繰り返さないためには?
様々な治療を試みて、多くの場合はニキビを治療することができると思います。
でもそれでも「一時的に治ってもまたできる」「ニキビ跡だらけになった」「悪化した」などの問題も起きることがあります。
なぜなら「ニキビの要因に対する対処」は、ニキビの要因が揃わないように、肌を正常なバランスに回復させる目的ではないからです。
また方法によっては、ニキビも含めた「肌の状態」が悪化することがあります。
上記でお伝えしたように、本来ならニキビは「よくあるトラブル」であり、「放っておいてもスグにキレイに治る」ようなトラブルです。
それができていないのは、ニキビの問題というよりも、肌全体のバランスを回復できていないことの結果であることの理解が必要になります。
このような問題の解決に取り組むなら、まずはWEBカウンセリングからご相談ください。
私たちもあなたと同じように、悩んでいました。でも今は...
2015年3月19日19:45 / 投稿者:kazuyuki terada