長期ニキビの解決方法。ニキビ治療と別の選択肢
当社へご相談になる方の大半は、5年、10年と長期間ニキビにお悩みになる方です。
今ではニキビ治療ガイドラインが改訂され、海外で成果のある新しい治療薬が国内で承認され、世界的な標準で治療ができるようになったということです。
実際、大半方にとっては、病院でニキビを治療すること自体は難しいことではない状況と言えます。
しかし同時に、一部の方では、抗生物質やBPOの新薬、ピーリングやフォトフェイシャルなどの美容治療、さらにはピルでの治療でも、「変わらない」「一時的に良くなってもまたできる」「ニキビはましになったがキレイじゃない」などのお悩みもあります。
なぜニキビに関わる問題が長期化したのか、考えていきましょう。
まず、ニキビは「毛穴が塞がる・皮脂が表面に出れない・菌などによる炎症」などが重なり、毛穴が「ニキビの状態」になったものです。
毛穴を塞ぐ肌の表面は角質層と言いますが、これは誰にでもある肌表面のバリアです。
また、毛穴から皮脂が出る、毛穴にニキビ菌が存在することも誰でもあることです。
これら、「誰にでもあるもの」が、本来のバランスが崩れて、「ニキビができるバランスになった状態」がニキビだとお考えください。
※この時に起きる炎症が、後にニキビ跡にもなります。
ニキビ自体は人口の9割程度が経験する「よくある肌トラブル」です。
つまり、部分的、一時的に、肌の調子を崩し、ニキビが出来てしまうことは珍しくはありません。
ニキビに悩むと、ほとんどの方は「治したい」と考えます。
そして現在はいろんな薬や治療法など、豊富な選択肢で「ニキビを治すこと」はできます。
ニキビを治して、肌の状態が回復すれば、ニキビは解決です。
なので、多くの方にとっては、ニキビは「治療で治せば終わり」の肌悩みです。
「どうやって治すか?」を選べばいいだけです。
でも、逆に「ニキビが出やすい肌のバランス」が慢性化している人では、ニキビを治したからといって、肌のバランスも回復するとは限りません。
肌のバランスが回復しない間は、ニキビを含めてトラブルが起きやすい状態のままです。
これが続くことで、結果的に「ニキビも長期化」することになります。
そして美容上の肌トラブルが起きやすいので、ニキビが続くだけでなく、跡が残りやすくなったり、くすみやくまが出やすい、赤みが出やすいなど、複数のトラブルが重なる傾向があります。
病院でのニキビ治療は「出来たニキビを治すこと」が目的です。
「ニキビの出やすさの解決」「肌を健康でキレイに」という目的とは違います。
とはいえ、ニキビを繰り返しやすい人は、「ニキビを治してもまたできる→ニキビが治らない」と解釈します。
そのため、目的がズレたまま「治し方を変える」ことになるのですが、やはり「ニキビの出やすさ」を解決できるとは限りません。
大半の方にとっては、ニキビは治してしまう方が効率が良いのですが、もし、あなたが「治しても出続ける」「いつまでも跡が残る」など、単に治しても解決しないお悩みがあるなら、まずはWEBカウンセリングからご相談ください。
私たちもあなたと同じように、悩んでいました。でも今は...
2019年3月17日16:30 / 投稿者:kazuyuki terada