フォトシルクプラスでもニキビ、ニキビ跡が治りません

フォトシルクでもニキビが止まらない・跡が消えないご相談


  • ピザバイキングをきっかけにニキビができて皮膚科でニキビ跡が残る。
    美容外科で炭酸ガスレーザーやフォトシルクをやるが治らず。
    こんなに努力してるのに治らないのが悲しい。誰にも会いたくない。
  • 皮膚科に行ったりエステに行ったりしましたが、繰り返し、ましになったと思ったら跡が残る。本気で治したかったので、最近某スキンクリニックで、レーザー治療(フラクショナルレーザー、フォトシルク)を計4回しましたが、効果は現れず。
  • 11月頃からニキビに悩み出し、皮膚科にいったがアドバイスだけで薬も効かない。美容外科でピーリングやフォトシルクなどを受けているが、よくわからない。
  • 美容皮膚科にいってフォトシルクというレーザー治療をしたりピーリングをしたりして、落ち着きましたがクレーター肌になりました。それからは、ニキビがあちこちに。

「シミそばかす」の治療の広告が多いですが、ニキビやニキビ跡にも効果的とされるフォトシルク。
一般的なレーザー治療よりもリスクが低い光治療として手軽に試す方も多くいらっしゃると思います。

それで希望通りの成果をえられた場合はいいのですが、一部、思うようにいかないというご相談もあります。その場合はどんな方法や選択肢があるか?考えていきましょう。

ニキビができるプロセスとニキビ跡が残るプロセス

ニキビはいくつかのプロセスが、毛穴で重なった結果です。

肌の表面である角質層が毛穴をふさぎ、本来なら肌表面に出るはずの皮脂が出れない。
酸素が嫌いで皮脂が好きなニキビ菌が、毛穴で増えやすくなり、炎症を起こす

という大枠で意識しておいてください。

ニキビ痕

この炎症を起こした際に、周りの組織が傷つきます。
その傷跡がニキビ跡です。

 

フォトシルクでニキビやニキビ跡に期待される効果

フォトシルクは、フォトフェイシャルやフォトRF光治療のひとつで、 従来のIPLよりも、肌の色素メラニン粒子の分解作用に優れるとされます。

そのためシミ・くすみ、そばかす、色素沈着などの改善に優れ、またニキビやニキビ跡、赤ら顔や毛穴の開き、産毛などにも効果があり、また一般的なレーザー治療のような強いエネルギーを使用しない為、火傷のリスクが少なく、治療直後からメイクが可能で、いわゆるダウンタイムのような問題で美容治療を避ける方にも良いとされます。

フォトシルクは、ニキビ治療においてはニキビの炎症を引き起こすアクネ菌の殺菌ができるので、今あるニキビにも効果がある方法と言えます。

また色素沈着のニキビ跡に関しても、シミなどと同様の効果が期待できるはずです。

(参照:効果を期待したPDTのニキビ治療。でも再発した。という方に。 、ジェネシスレーザーでもニキビが続き、赤み、痒みもあるなら)

 

フォトシルクでもニキビが治らないのはなぜ?

まずニキビは「肌表面が毛穴をふさぎ、皮脂が出れず、菌が増える」というプロセスを経ます。
一時的にニキビ菌を殺菌しても、絶滅するものではないので、じきに増えますし、全滅したらよくなるというものでもありません。

フォトシルクプラスでもニキビが治らない理由

また毛穴がふさがり続けるのであれば、ニキビ菌を何度殺菌しても、ニキビも何度も出続ける状況です。

これは方法以前に「根本的に治る」というイメージにも問題があります。
「ニキビが出続ける」ような状態を「ニキビが治らない」と解釈することで、問題が複雑になるのです。
(参照:ニキビ治療は対症療法なので、根本的に治したい。というご相談

 

フォトシルクでもニキビ跡が治りません

良くも悪くもですが、フォトシルクは作用が緩和な美容治療になります。
そのため効果も限定的になることは否定できませんし、かといってそれは悪い事とも言えません。

また、これもニキビ同様の誤解がありますが、シミなどの色素の肌トラブルは、色素細胞が色素を「作り続けている」という状態です。

フォトシルクプラスでもニキビ痕が消えない理由

そのため「除去する」ようなイメージで考えると、肌で実際に起きていることと、解決方法にずれが生じます。

(参照)
IPLフォトでもニキビ再発やニキビ跡が治らない ご相談。
ピコフラクショナルでもニキビ跡が治らずニキビ悪化のご相談 
フォトRFでもニキビがくり返し、ニキビ跡も残るご相談

 

フォトシルクでも治らないニキビ、ニキビ跡はどうすれば?

治らないニキビの解決方法

ニキビ、ニキビ跡に対するフォトシルクの有用性はありますが、いずれのトラブルも、かならずしも「治せば解決する」タイプの問題ではありません。

程度問題やケースによる差はありますが、慢性的にニキビが出続けたり、ニキビ跡が消えずに増えていくような場合には、治そうと頑張っても「一時的に効果がある程度」になりがちです。

ニキビやニキビ跡は、単に治すだけなら「原因と治療」でいいのかもしれませんが、「治しても続く」という点が問題になる場合は、肌の仕組みなどと合わせて理解しておく必要があります。

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2021年6月5日12:40 / 投稿者:kazuyuki terada